初日、メコンデルタで有名なジャングルクルーズを体験した。
ベトナム戦争映画と同じジャングルをボートは進み、中洲の島に上陸となった。
そこでは、キングコブラの死骸が入った酒瓶からお酒を勧められた。
躊躇せずに飲みほしたところ、正直とてもうまい。
キングコブラの死骸が入った酒入りの瓶をお土産にと思ったが、家内と娘からの非難が予想され止めた。この選択は正しいと思う。
2日目、値下げ交渉を楽しむため、ベンタイン市場へやってきた。
例えば、5000円の絵であれば、500円~750円まで値切る。
相手が承諾しなければ、「バーイ」と言うと少し下げてくる。
だが、決して妥協をして買ってはいけない。
強気で攻めて手に汗握る交渉を店員さんとやりあうべき市場なのだ。
ベトナム旅行の醍醐味に市場での交渉があるのを忘れてはいけない。
3日目、戦争証博物館では枯葉剤の影響を受けた方々とお会いした。
車イスに座る一人と会話をしていると驚くべきことが起きた。
車イスに座ったまま両手をついて逆立ちし、数メートル移動して床に座ったのだ。
この光景に人間の精神力と努力のすごさを学んだ。
同時に、簡単に夢をあきらめてはいけないと心に誓った。