ベトナム2018

初日、クチトンネルでベトナム軍兵士監視のもとM16アサルトライフルによる実弾射撃を体験した。

 

ライフル弾は音速の約3倍に達し、弾道は視認できないが、数百メートル先で土煙があがる。戦争になれば、見えない実弾が飛び交うのだから生き残れないと実感した。

 

同時に日々の生活や幸せは平和があって享受できると痛感させられた。平和を希求するとともに、日々の生活に感謝し一生懸命生きなければならないと思った。

2日目、イスラム感漂うグエンアンニン通りに足を運んだ。

イスラム教徒御用達のお店がひしめき合い、靴を履いての入店はできない。

 

日本にはない光景が目の前にひしめき合っている。

写欲が湧き立ち、シャッターを切りまくった。

 

幸いこの時の一枚が、有名コンテストに入賞している。

よい写真は撮りたいという気持ちの強さから生まれる。

3日目、人の好さそうな靴磨きに出会ったので、撮影を兼ね靴磨きも依頼しようと思ったが、躊躇した。

 

なぜなら、靴磨きに突然足首をつかまれ、強引に磨き、200000VND(1000円)請求された経験があったからだ。

 

しかし、この靴磨きは違うと感じ撮影と靴磨きを依頼した。満面の笑みで靴を磨き、撮影にも協力してくれた。全員が悪質な靴磨きではないし、人を見る眼が大切だと思った。

4日目、撮影ポイントの多いチョロン地区に昨年同様やってきた。撮影した方々が覚えていたらしく会話がはずんだ。

 

帰り際、カメラを向けると笑顔でこたえてくれた。

ファインダー越しに、人種、言葉、風習は違えど同じ人間がいると感じた。

世界に行くと外国人、日本人という概念はなくなる。

5日目、写真のカエルを食べるのだが、まだら模様が非常に気持ち悪い。

しかし、覚悟を決めて炭火で焼くと模様は黒く変色し、数分で食べごろとなった。

 

食べてみると締りのある柔らかい肉質でさっぱりした味だ。

よく鶏肉と似ていると言うが、印象は違うように思う。

 

今後は、普通に食べられる料理となった。

日本でも戦前は食べていたと聞いたので、復活させたらどうだろうか。

最終日、タクシーでジャンクパーツ街を目指したが、見当違いの場所に降ろされた。

ベトナム人に道を尋ねると「日本人なら無料でバイクで連れて行ってやる」と言われた。

 

見知らぬ人のバイクに乗るのは危険だが、お願いした。

5キロほどであったが、バイクの危険さとおもしろさを体験した。

 

お礼を渡そうとすると「日本には感謝しているから、お金はいらない」と言われた。

親日国ベトナムを感じた出来事であったし、日本人でよかったと思えた瞬間だった。